銀行と消費者金融では借入限度額の仕組みは違う

104

まず、借入限度額の仕組みを理解する為には、カードローンには大きく分けて銀行が発行するものと、消費者金融など貸金業者が発行するタイプのローン機能付きカードに分ける事ができます。

なぜ、この二つに分けられるかというと、銀行と貸金業ではそれぞれに、適用されている法律が異なっているからなのです。

貸し金業法では、総量規制が定められており、利用者の年収1/3以上の借り入れは行う事ができません。これは、借入先が1件であろうと2件であろうと、利用者の借入総額の1/3と法律で決められています。

消費者金融などは、審査の段階でこれらの情報を元に、利用者に対しての借り入れ上限枠を設けているわけです。一方で、銀行法では総量規制による定めがもともと存在しません。

つまり、銀行では借り入れの上限枠などは、銀行法でも定められておらず、したがって総量規制の範囲外となっているわけです。

当然の事ですが、借り入れ上限枠がない為、銀行では物理的にいくらでも借り入れができる事になりますが、あくまでも利用者の年収や勤務状況、あるいは資産などの有無によって厳正なる審査が行われていますので、決して無制限というわけではないのです。

銀行の審査は、一般的に厳しいといったイメージがありますが、もともとこうした総量規制が銀行法に無い為、各銀行の判断によって利用者の上限枠が決められ低います。

つまり、一つの銀行で融資を断られたとしても、次の銀行で融資を受けられる事もある為、利用者の条件が合致する銀行であれば、審査がさほど難しいという事ではないのです。

一般的には、普通の融資よりも、ローン機能付きカードの発行は、比較的審査は甘いとされています。しかし、銀行にしろ消費者金融にしてみても、双方の金融機関が示す借り入れ上限枠まで、誰しも借りられるとは限りません。

金融業界では、無理な借り入れによって、返済不能に陥らないように、利用者の収入などによって融資できる最大枠を決めているのです。

したがって、申し込みによって、業者間で提示している最大枠の借り入れが行えないという事は、利用者の収入が不足しているなどの、何らかの問題があるという事になります。

ただし、消費者金融などでは、審査の段階でこの借入限度枠が決定されていますが、銀行の場合では総量規制がない為、取り引き状況次第では借入最大枠が増える可能性があります。ただし逆に、減ってしまう場合もありますので、注意が必要となります。

本当に審査基準がきびしい?銀行カードローンの仕組み

即日融資、ウェブ振込を謳う消費者金融系が着実にシェアを伸ばしている一方で、審査基準がきびしく敷居が高いとされている銀行カードローンのほうも依然として高いポジションをキープしています。

銀行の融資は消費者金融系などと比較すると基準が細かく設定されており、審査期間も長いイメージがありますが、個人向けのカードローンでは融資基準のほうも比較的引き下げられており、消費者金融と同じく最短30分で審査が完了してカードが発行されるなど、「銀行=ハードルが高い」という固定観念は時代とともに変わりつつあります

消費者金融よりもはるかに低金利で借りられる銀行系のカードローンが消費者金融並みの審査期間で申請できるのは、申請者側にとってもきわめてメリットが大きいと言えますが、政府としては一連の大きな流れを必ずしも望ましいとは考えておらず、むしろ銀行による個人向け融資を規制する方向に動いています。

銀行系カードローンへの規制が強まっている背景には、貸金業法改正と消費者金融との兼ね合いがあります。

改正貸金業法によって上限金利をもうけ、借入条件をきびしくしたとしても、銀行系カードローンのほうが規制をゆるくして個人でも気軽に借りられるようにしてしまったのでは、政府としてはさまざまな対策を講じた意味がありません。

事実、銀行系カードローンの規制緩和が推し進められたことで全体としてのカードローン申請件数は年々増えつづける傾向にあり、個人レベルの借入額のほうもここ数年でさらに増加しています。

ただ、銀行としてもメインである預金業務や大企業の融資などによる利益が減少傾向にあることである種の焦りを感じており、せめて個人向けカードローンを充実させることによって少しでも収益を確保したい、という思惑があります。

個人向けカードローン以外に、銀行はFXや住宅ローン、外国為替などの拡充にも乗り出しており、全体としては「企業から個人へ、大口から小口へ」という方向にシフトしつつあります。

ただ、今後政府による銀行系カードローンへの規制が強まればその動きが消費者金融へと波及する可能性があり、銀行系カードローンから除外された個人の受け皿として消費者金融が機能し、さらに業績を伸ばしていく、という流れになるだろうと一部では予測されています。

もともとは消費者金融を牽制するためにもうけられたいくつかの規制がむしろ消費者金融の利益拡大を招く要因になっているというのは、いかにも皮肉と言わざるを得ません。

即日カードローンが可能な金融機関はどこ?

arrow

私たちが急なもの入りで借り入れを行う際、まず頭に思い描くのは銀行などの金融機関ではないでしょうか。2017年度までは、即日カードローンサービスを行っていた一部の銀行も、2018年からは即日での融資が行えなくなってしまいました。

しかし、この規定により銀行のカードローンサービス自体が無くなるわけではなく、今後もサービス自体は利用者に提供されていきますが、即日での借り入れだけではなく、即日審査も不可能となっています。

銀行での、即日融資が取りやめになった背景には、銀行のチェックの甘さが指摘されており、反社会体制関係者に融資を行ってしまったという事件が発端です。

これにより、今後さらに銀行の審査が厳しくなるとみられており、さらに銀行の敷居が高くなったイメージがつく可能性があります。

ただし、あくまでも銀行のカードローンが、即日審査・融資が不可能というだけで、最短では翌日での融資ができる可能性もありますし、総量規制外カードローンもあります。

しかし、緊急に現金を必要とする利用者の場合、現状では即日でのカードローンを行っている消費者金融が、その選択先となっています。消費者金融は、即日融資の縛りを受けていませんので、現在でも利用可能なのです。

消費者金融の売りは、そのスピード性がずば抜けているという事に尽きます。現状では、申し込みから審査まで最短で1時間以内という速さで、融資までは3時間以内で借り入れ可能となる場合が多いようです。

また銀行のように、わざわざ出向く必要もありませんので、インターネット環境さえ所有していれば、どこででも申し込みが可能となっています。

では実際に、どの消費者金融業者でカードローンの申し込みをするとよいのでしょうか。やはり、安全面からお勧めするのは、大手の消費者金融業者と言えます。

大手の消費者金融業者はいくつかありますが、やはり大手というだけあって、全国にあるコンビニなどでATMサービスを受けられるほか、広告でも非常になじみ深い為、多くの方々に安心感を与えてくれるものです。

ウエブ上で、申し込みができますので、店舗などに直接行って申し込みする必要もなく、個人情報などのセキュリティーなども、しっかりしているのがその特徴です。

ただし、即日融資が可能だとは言っても、即日振り込み申し込みタイムリミットが存在していますので、詳しくは各公式サイトをご覧の上で、しっかりと確認しておく必要があります。